20181030

6. 特別養護老人ホーム、6ヶ所を訪問比較


特別養護老人ホームの居室は4種類あります。

ユニット型個室、準ユニット型個室、従来型個室、多床室

近年に建てられたホームは居室費用が最も高いユニット型個室が多いようです。

年代が古い施設は、従来型個室と多床室の2種を併せ持っているパターンがほとんど。

近年はプライバシー尊重の時代になっているんでしょうか。

それでも最近は待機者が多いという理由から、多床室を作る必要性が出てきているという話も聞きました。
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2~3日かけて複数のホームを訪問してきました。

それぞれの特徴を書いてみます。

A:ユニット型個室のみ 定員約100名(派手な季節イベントあり)
B:ユニット型個室のみ 定員約100名(上品で静かな雰囲気)
C:ユニット型準個室のみ 定員約150名(居室と居室がふすまのようなもので仕切られている)
D:ユニット型個室と多床室 定員約100名(アットホームな雰囲気)
E:従来型個室と多床室 定員約60名(アットホームな雰囲気だが古さが感じられる)
F:従来型個室と多床室 定員約60名(安価だがかなり古さが感じられる)

A、B、Cは比較的新しい施設で、外観は近代的マンションかリッチな有料老人ホーム風に見えます。

3施設とも居室費用の高い個室・準個室のみのせいか、比較的所得の高い方たちが多く入所している印象を受けました。実際のところは分かりません。主観です。

ちょっと気になったのが、B施設。個室の扉が全て閉まっていたこと。

プライバシーへの配慮なんでしょうが、何かあったときに気づきにくいのでは?

C施設に行ったときに、個室の扉が開いている部屋と閉まっている部屋があったので、理由を訊いてみたら、本人の希望によるものだという答えでした。

B施設が本人の希望でそうしているのか、施設の方針でしているのか分かりませんが、介護施設はケアが行き届きやすいようにある程度オープンにしたほうがいいような気がするのは素人考えでしょうか?

続きます。

目 次
(1) 【徘徊】遠距離介護の限界を感じたとき(1)
(2) 【徘徊】遠距離介護の限界を感じたとき(2)
(3) グループホームか特養か?
(4) 親の世帯は課税世帯?それとも…
(5) 「介護保険の負担限度額認定証」の申請には、貯蓄などの財産も申告が必要
(6) 特別養護老人ホーム、6ヶ所を訪問比較
(7) 特養の費用はこんなに違う
(8) 特養の費用一覧表とグループホームに持って行ったもの
(9) 入所しやすい特養がある?
(10) 特養は親世帯の地域がいいのか? 子世帯の地域がいいのか?
(11) 義父の「特別養護老人ホーム申込書」を投函してきました。
(12) 義母の入所順位が…!
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