20190909

22. 義父の入所と暴れる義母

しばらくぶりの記事です。

この間に義父の入所等いろいろなことがありました。
それについてはおいおい書いていこうと思いますが、最近の大きな出来事としていちばんの懸念だった義母の精神状態の悪化があり、それがいちばん悲しい…。

グループホームに入所していたときに職員のかたに「認知症専門の病院で詳しく検査してもらったらどうですか?」といわれたことがありました。
入所前から既に認知症薬(アリセプト)を服用していた義母ですが、長期間のんでも目立った効果がなかったため、グループホーム入所を機にダンナの判断で服薬を中止しました。

お世話になっていたグループホームには軽い症状の老人が多く、少々奇行が目立つ義母がひとりだけ浮いた存在になっていたのを職員さんが気にしていたようです。
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グループホームは入所人数に対してヘルパーさんの数も充実しているしデイサービスのようなイベントも多いので、特養ホームよりはアットホームに穏やかに過ごしやすいような気がします。

特養ホームにうつってからは少々寂しい環境になったかもしれませんが、ホームに訪問したさいには職員の方々が一生懸命世話してくださっている様子や気持が見えて頭が下がる思いがします。

それでもやはり義母の気持は不安定なまま。
ときどきテーブルをバンバン叩いたり大声を上げたり、精神状態がおかしくなっている様子。

それは私たちが訪問したさいにも見られる行動で、とくに何のキッカケがあるわけでもなく突然始まります。

原因のひとつに以前義父から浴びせられた暴言が根底にあるのではないかと私は思っています。

認知症であることに全く理解を示さずに、家事ができなくなったことに対して「役立たず」と言ったり、義母が実親(既に鬼籍)のところへ帰ると言い張ることに対してなだめずに「それなら行ってみろ!」といってあおったり(すべて後から聞いた話)、それらのことが義母の心にずっと大きな影を落としているのではないかと。

認知症患者は色々なことを忘れたり出来なくなってしまうのに辛い気持になったときのことだけはいつまでも覚えている、というのをどこかで読みました。
もともとマイナス思考でプライドの高い義母が義父の暴言で気持が打ちのめされてしまったのかもしれません。

義母の気持をやわらげようと慰めの言葉をかけると一時的には効いてもすぐに元の精神状態に戻ってしまいます。

そして最近ではホームとかかりつけ医の判断で精神安定剤が処方されることになってしまいました。…

続きます。
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